築27年のマンションをリノベーション
大田区にある築27年、広さ60㎡、間取り2LDKのマンションをリノベーションしました。
今回は室内の間仕切り壁をあまり解体せずに、壁を残しつつ一部を解体してリノベーションを行いました。
フルスケルトンリノベーションよりも価格を抑えやすいというのがメリットになります。
まずは、工事の全体的な流れからご説明していきます。
室内の解体工事
一部の壁を残しつつ、解体をしていきます。
解体Before After 写真 ↓
給排水の先行配管と電気の先行配線工事
解体後は、大工工事前に、給排水の先行配管工事と電気の先行配線工事を行います。
大工工事のながれ
大工工事は、床や天井、壁の下地を組んだり、壁のボードや床材を貼ったり、建具を取り付けたりする工事をします。
置床工事
置床工法にて床を上げ、併せて室内の外壁の間柱組みを進め、天井も新たに組みます。
今回の物件は、床先行で大工工事を進めていきます。防振ゴムのついた支持脚の高さを調整し、床パネルを支えます。
下地工事
次は天井と壁に下地を組んでいきます。軽量鉄骨や木材を使います。
ここで間取り変更を伴う大工工事も進めます。
ボード貼り工事
組みあがった木下地に石膏ボードを貼っていきます。一般的に天井には9.5mm厚、壁には12.5mm厚の石膏ボードを貼ります。
電線がでる位置は穴をあけておきます。
建具工事
それぞれの部屋や収納のドア枠=建具枠を取り付けていきます。
ドア(建具)をつけてしまうと施工するのに不便になってしまうので、後ほどつけます。
設備工事のながれ
ユニットバス組立、キッチン組立を行います。
ここからはユニットバスの組立、キッチンの組立といった住宅設備工事の写真を紹介します。
洗面台、トイレなどの設備の取付けは床仕上げ工事の後に行います。先につけてしまうと、床仕上げ工事などが行いにくくなるためです。
ユニットバス
キッチン
内装工事
室内のボードにクロス張り及び、塩ビタイル張り等の内装仕上げ工事を行います。
照明取付、トイレ、洗濯パン等の住宅設備の取付もこのタイミングで行います。
仕上げ工事
最終の清掃及び室内の設備取付け工事を行います。
最後に設備点検を行い、工事の瑕疵が無いかをチェックします。
Before→After
工事の説明が終わりましたので、工事をする前、した後の写真を見比べてみましょう。
リビングダイニングのBefore→After
洋室のBefore→After
洗面所のBefore→After
トイレのBefore→After
お風呂のBefore→After
廊下・玄関のBefore→After
モダンなお部屋に生まれ変わりました。
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