リノベーションの基本

リノベのナガレをざっくり:前編

リノベの流れをざっくりと
カドウリツRENO

リノベの流れをざっくりと説明しましょう。まずは前編です。

①概算見積り

最初にざっくりと予算を決めます。それからやりたい事を一通り整理をしたうえで概算見積を確認取りましょう。完全な細かい所までは初めてのリノベでは難しいもの。

たとえば、「お風呂やキッチンは同じ場所で交換したいのか」「間取りは変えたいのか」「おしゃれでもコストは下げたいのか」などざっくりで構わないので要望を伝えましょう。

親切なリフォーム会社や工務店であればここで断ったりはしないはず。また、ある程度技術のある会社であれば図面や間取りで概算の費用は出せますのでここで取引したほうがいい会社か否かを早めに判断を付ける事ができます。

②本見積・設計

概算見積で予算に合いそうだなと判断したら次は本格的な詳細見積を取ります。詳細な見積もりを取るにはいろいろ決めないといけない事があります。大きな項目でいうと「間取り」「設備材」「建具床材」です。

「間取り」で大工工事費用が大きく変わります、また解体をフルスケルトンでやる必要があるのか否かも変わります。「設備材」とはキッチンやユニットバスの事です。こちらはグレードやサイズにより金額が大きく変わります。また、「建具床材」も同様でグレードにより金額差が5倍以上変わるものもあります。

そのため、どういったプランのリノベーション工事をするかは見積の段階で細かく確認しておくことが重要です。そのため本見積に関してはある程度の細かい情報まできっちり公開して金額を提示してくれる会社か否かを見極めましょう。

③お引越し・不用品処分・工事申請

御見積に合意をしたら、契約を交わします。契約後の流れはお客様のシチュエーション別に異なります。例えばこれから中古物件を買う方や不動産会社の方で中古物件を仕入れた方はいわば「空き家」の状態でリフォーム会社が工事に入る事になります。

それに対して今住んでいる家をリノベーションする場合には一旦その家から引っ越しをする必要があります。(ここではあくまである程度の規模のリノベーション工事を想定しています。)その場合、工事期間中だけの短期での仮住まいを探す必要や引っ越しの作業が発生します。

そして地味に発生する作業が不要なモノの処分です。これはご自宅を工事される方はついでに色々と不要なものを処分したり、買い替えを検討されるため結構な量の処分が発生します。また、不動産会社さんの中でも仕入物件がワケありで残置物が大量に残されていたりもします。

そして、最後に必ず必要なのが「工事申請」です。工事申請??って初めて聞く方もいるかもしれませんが、マンション等では大きなリフォーム工事ではマンションの管理会社や理事会を通して工事の承諾を得る必要があります。工事申請を代行してやってくれるリフォーム会社もありますので早目に確認をしておきましょう。