元オフィスをフルリノベーション
中央区にあるマンションのフルスケルトンリノベーション詳細解説。
今回は「プロジェクトN・フルスケルトンリノベ」と題して説明してきます。最初に今回の工事の全体的な流れを説明します。
元々はオフィス仕様のマンションでしたが、住宅仕様にフルリノベーションしていきます。
ボロボロのオフィスと古いキッチンです。
住宅から住宅で間取り変更があるリノベーションは、間仕切り壁を解体していくのですが、今回は元がオフィスなので、1つの広いスペースで間仕切りがなく、解体は少なくてすみます。
解体から進めます
オフィスから住宅にするので解体するフルスケルトン工事をしてリノベーションする事にしました。
オフィス仕様になっていた天井や水回りの解体工事をしていきます。
全てを解体してフルスケルトン
先行配管工事
給排水の位置変更を伴うため、給排水の更新作業と併せて、位置変更工事も進めます。追い炊き配管の配管工事もこのタイミングで実施します。
給排水位置変更
電気配線の先行配線もこのタイミングで行います。分電盤から室内の全ての電気配線の交換を行います。
大工工事
置床工法にて床を上げ、併せて室内の外壁の間柱組みを進め、天井も新たに組みます。ここで間取り変更を伴う大工工事も進めます。
木枠工事の後にボード工事を進めて、この段階で部屋の全容が見えてきます。
間取り変更
設備工事
ユニットバス組立、キッチン組立を行います。トイレや洗面台の設置工事は内装工事の仕上げ工事後になります。
住宅設備の取付を行う
内装工事
室内のボードにクロス張り及び、塩ビタイル張り等の内装仕上げ工事を行います。照明取付、トイレ等の住宅設備器具の取付もこのタイミングで行います。
仕上げ工事
最終の清掃及び室内の設備取付け工事を行います。最後に設備点検を行い、工事の瑕疵が無いかをチェックします。
次回から各工事を詳細に説明していきます。
ビルのリノベーションについてはこちら → 第1回・ビルリノベ詳細解説・工事の流れ
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