築43年のマンションをフルリノベーション
板橋区にあるマンションのフルスケルトンリノベーション詳細解説。
今回は「プロジェクトAT・フルスケルトンリノベ」と題して説明してきます。
最初に今回の工事の全体的な流れを説明します。
1979年に建てられた板橋区にあるマンションをフルリノベーションしていきます。
古い和室があったり、建具に年季が入ったりしており、古さを感じる室内でした。
解体から進めます
築43年経過しているマンションのため、間仕切り壁も解体するフルスケルトン工事をしてリノベーションする事にしました。
住宅設備も間仕切り壁も撤去したのですっきりし、床、天井は躯体だけの状態になりました。
外周の壁は残してフルリノベーションをしていきます。
間仕切り壁を解体してフルスケルトン
先行配管工事
排水の配管を新しくするため、古い排水管を撤去し、新しい排水管を設置します。
電気配線の先行配線もこのタイミングで行います。分電盤から室内の全ての電気配線の交換を行います。
大工工事のながれ
置床工法にて床を上げ、併せて室内の外壁の間柱組みを進め、天井も新たに組みます。
今回は、木材での枠工事ではなく、軽量鉄骨を使って柱をたてていきます。
ここで間取り変更を伴う大工工事も進めます。
木枠工事の後にボード工事を進めて、この段階で部屋の全容が見えてきます。
間取り変更
設備工事のながれ
ユニットバス組立、キッチン組立を行います。トイレや洗面台の設置工事は内装工事の仕上げ工事後になります。
住宅設備の取付を行う
内装工事
室内のボードにクロス張り及び、塩ビタイル張り等の内装仕上げ工事を行います。照明取付、トイレ、洗濯パン等の住宅設備の取付もこのタイミングで行います。
仕上げ工事
最終の清掃及び室内の設備取付け工事を行います。最後に設備点検を行い、工事の瑕疵が無いかをチェックします。
次回から各工事を詳細に説明していきます。
ビルのリノベーションについてはこちら → 第1回・ビルリノベ詳細解説・工事の流れ
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