むずかしそう?いや楽しいです
工事に入る前に見積り時にざっくり決めた仕様を固める打ち合わせをします。
例えばドア一つでも、ドアの開く向き、ドアの形、ドアの色、ドアの付属品等の決める事項が多数あります。見積りで合意していてもこのタイミングで変更になって多少金額を上下して修正見積りを出す事もあります。
お部屋の一つ一つの部材を決めていくので少し時間はかかりますが、やってみるととても楽しい打ち合わせです。色見本やカタログだけでは決めづらいケースもあるため当社ではパースというCGを作成してご案内する事もあります。
床色や壁色のバランスはCGをつかいながら打ち合わせを進めたり、好きな色を伺いながらカラーコーディネートをご提案します。また、色柄だけではない使い勝手に絡む仕様のご相談もこのタイミングで細かく行います。
寸法が決め手
使い勝手は例えば棚の配置だったり、スイッチの位置だったりといった「場所における使い勝手」があります。そういった場所に関する使い勝手は日常生活の癖や慣れを考慮して決めていくのが良いでしょう。
使い勝手のもうひとつは「寸法です」例えばトイレの横幅だったり、キッチンの背面のスペースの幅だったりと動線に絡む寸法です。
人によって寸法はライフスタイルの大きなストレスになるため、特に狭い部屋であれば念入りに打合せをしておく必要があります。
ここでは特に間取りがタイトな部屋であればかなり細かい部分までサイズを詰めて設計するため設計者の腕の見せ所です。
寸法を決めるにあたっては、時に実際に今お住まいのご自宅やショールーム、当社オフィスで実際のサイズを確認しながらご説明をする事もあります。
こういったお打ち合わせは時間もかかりお客様も私たちも大変ではありますが、この打ち合わせで目指すお部屋のイメージが具体的な設計や仕様に代わります。
しっかりとお打合せをするほど良いモノができます。またお打ち合わせを通して当社の現場担当の施工管理者やデザイナーとも連帯感が生まれます。