金額よりも大事になることも
正式見積りを依頼して見積書をもらったら、内容確認よりも先に支払いサイクルを確認しましょう。お金を支払うタイミングです。
通常の買い物と異なりリフォームやリノベーション工事の場合は着手金という前払い金が発生します。前払い金は材料の仕入れに主に使われます。この前払い金である着手金が工事金額の何割分かは各社異なります。
当社は工事金額の3割〜5割でお願いしていますが、平均的にはそれくらいの金額と考えておいて問題ないかと思います。注意が必要なのは工事前に支払いが発生する点です。
もし、いま住んでいる自宅を売却したお金でお支払いを検討するケースもあるかもしれませんが、そういった場合には着手金は別立てでご用意する必要があります。
着手金は先に支払う必要がある
銀行の住宅ローンとセットでリノベーション費用を借りる場合は銀行に着手金のタイミングで融資が可能かを確認しましょう。お金の支払い条件を確認しておく事で契約後に急に着手金の請求書が来て慌てる事もなくなります。
また、完了後の残金のお支払いは個人のお客様の場合は通常完了引渡し後の1週間～10日以内のケースが多いです。法人様の場合は月末〆の翌月末に残金をお支払い頂くケースが多いかと思います。
その点も融資や資金調達のタイミングと併せて計画を立てておく必要があるので忘れないようにしましょう。
同じ金額の工事であっても支払いのタイミングや着手金の比率が違うだけで、金銭負担が大きくなるタイミングが出てくるものです。なんとなく見逃しておくと後で大変な事になるので事前に必ず確認をしておきましょう。
