完工時
今回のプロジェクトは横長の間取りの2LDKのリノベーション工事です。少しタイトな間取りですがカウンターキッチンを作りつつ圧迫感の出ないように洋室との間仕切りには透明ガラスの引戸を入れました。
まずは完成形がこちらです。
作業前
築年数はすごく古いというわけではないので、間仕切り残しのリノベーション工事も検討しましたが、結果としてフルスケルトン工事を選択しました。
理由はこれまでエアコンの設置ができなかった部屋にエアコンの先行配管を取る必要がある点とキッチンの位置を変更する必要があるためです。
解体工事
解体工事はフルスケルトン工事のため、住設、建具、床、天井等を一通り解体しました。
先行配管・先行配線
エアコンの先行配管、カウンターキッチンへの変更に伴う先行配管工事をこのタイミングで行います。
大工工事・設備工事
大工工事は置床工法を採用します。床下に追い炊き配管が通っているのとキッチンをカウンターキッチンにするため給排水の位置変更が発生するからです。
間取りの設計をかなり詰めてプランをしているため、大工工事は慎重に進めます。
内装工事
内装工事はホワイトのクロスをベースにアクセントクロスはモスグリーンの落ち着いた色を選択していただきました。
梁の存在感をデザイン性の高い木目のクロスを貼る事で、障害物としてではなくデザイン性のある造作として表現します。
仕上げ工事・完了検査
最後に室内チェックと点検工事を行って完了になります。
アピールしたい一枚
カウンターキッチンから室内全体を見渡せるため、タイトな設計を感じさせない解放感があります。ガラスの引戸が圧迫感をなくし解放感を引き立たせます。